コーヒープロジェクト
こんにちは。
3ヶ月ぶりにブログ書いたら
他にもいっぱい書きたいことが、、、笑
私、大学院受験した時点では
高校理科の生物教師志望だったんですけど
いろいろあって(詳しくはこちら)
私のメインの教育実習先は
高校の化学のクラスなんですよ
でも、私が配属された高校って
チャータースクールっていうちょっと特殊な公立高校で
しかも
問題解決型学習(Project Based Learning)を採用してる学校で
だから全ての教科の全ての単元が
プロジェクトを軸に構成されてるんです
というわけで
私が教育実習で教えてる化学のクラスの第1単元のプロジェクトが
その名も「コーヒープロジェクト」
化学の知識を使いながら
自分のチームのゲストが好むコーヒーを作る
っていうプロジェクト
コーヒー豆を煎るところから始まり
自分たちで煎ったコーヒー豆を挽いて
抽出して
コーヒー飲まない私からしたら
何もかもが新しい情報すぎて
授業やるための下調べが大変なんですけど
生徒たちはすごい楽しいようです
自分コーヒー飲まないのに
この数ヶ月間でめっちゃコーヒーについて詳しくなった気分(笑)
例えば
酸味のあるコーヒーが好みなら、コーヒー豆は浅煎り
チョコレートみたいな濃くて苦いコーヒーが好みなら、コーヒー豆は深煎り
さっぱりしたコーヒーが好みなら、エアロプレスで抽出すべき
濃厚なコーヒーが好みなら、モカポットやフレンチプレスがおすすめ
などなど、、、
コーヒー豆ってポップコーンマシーンで煎れるって知ってました?
しかもオーブンとか直火で煎るより
成功率高いんです
まぁそんなことはさておき。
問題解決型学習(PBL)のいいところって
学校で習う知識を
教室内で終わらすんじゃなくて
身の回りの日常生活で起きてることに
つなげることができるとこだと思ってて
例えば、私の化学の授業では
まずは一旦基本的な
原子構造(陽子・中性子・電子)を勉強して
イオン結合とか共有結合とかやって
極性分子とか電気陰性度とか分子間力とかやって
最後に分子構造とか形とか勉強して
一旦基本的な化学の知識をカバーしたのちに
その知識を使って身の回りで起きる日常的な現象を説明しよう!
ってことで
- 痛み止め薬ってどうやって痛みのある部位にたどり着くのか
- どうして違う血液型の血液を混ぜたらいけないのか
- カフェインを摂取すると眠くならない理由
- 洗剤を使うとどうして油分がとれるのか
- なんで手を洗う時に石鹸を使うのか
- どうやって人間はいろんな匂いを違う匂いとして認識してるのか
- どうしてコーヒー豆を長く煎ると色と匂いと味が変わるのか
- 同じ炭素なのに、鉛筆の芯はすぐに折れてダイアモンドはめっちゃ硬い理由
- どうしてヤモリは壁や天井にくっつけるのか
などなど
教えてるこっちもめっちゃ楽しいし
生徒たちもそういえばなんでだろう?そうゆうことか!
ってなって興味津々に話聞いてくれるし
授業のやりがいがあります笑
というわけで
このコーヒープロジェクトもいよいよ終盤
来週の水曜日には
ゲストがクラスに訪問してきて
生徒たちはそれぞれ自分のゲストのためにコーヒーを作って
コーヒーの化学についてプレゼンを行います。
なんとか無事にプロジェクト終わりそうで
みんなコーヒー作りも順調そうだし
ホッとしてるのと同時に
ちゃんとプレゼン上手くいくかな、ちゃんとプロジェクト成功できるかな
っていう不安も
あとは、
生徒たちのプレゼンに成績をつけないといけないというプレッシャー・・・
今回のコーヒープロジェクトは
私の実習担当の先生も初めてやるプロジェクトで
だから一緒にプロジェクトの計画立てて
一緒にいろいろ模索して
教育実習ではなかなか得られない経験ができて
めっちゃラッキーしてます笑
その分、いろいろ予想外なことも起こって
大変だけどねw
とまぁそうゆうわけで
来週がとっても楽しみです。
ではでは ヾ(=^▽^=)ノバイバァイ