Sparkling Stars

アメリカに住むとある大学院生の日常日記・独り言

カリフォルニア州で教員免許取るまでの道のり。

こんにちは。

 

遂に教員免許取得した

ということで

 

アメリカで学校の先生になろうと思ったら

どうゆう過程を経て免許取得するのか

一連の流れを説明していこうかなと

 

実際アメリカで先生になろうと思ってる人が

このブログ読んでる可能性なんて

ほぼゼロに近いだろうけど

 

日本とは結構違うんだなぁって感じで

読んでいただけると幸いです(笑)

 

 

ではでは

まず初めに

 

日本も教員採用試験って都道府県ごとじゃないですか

それと同じ感じ

アメリカの教員免許も州ごとに違って

州によって免許取得条件も全然違います

 

私はカリフォルニア州で教員免許を取得したので

この記事では

カリフォルニア州の教員免許について

シェアしていきます。

 

 

なんか取得方法はいろいろあるんですが、

私は一番王道な 大学院での取得

という道を選びました。

 

というわけで、

まず第1条件として、

Commission on Teacher Credentialing (CTC)という

教員免許を発行する教育委員会的な?

組織が認めた大学機関の教職課程に参加しないといけません。

 

その大学機関に入学するには、

基礎的な知識の試験(CBEST)と

専門教科の知識を図る試験(CSET)を受けて

合格点を取らないといけません。

 

でもこれは

一応大学院入試で必要とされてる所が大半だけど

大学院という道に限らず

どんな教員免許取得方法でも

絶対クリアしないといけない条件

 

ちなみに、

基礎知識のCBESTの方は、

いろいろ免除方法があって、

 

その免除方法の中には

SATACTといったアメリカ大学受験で使う

日本で言うセンター試験的なテスト

である一定の点数超えてたら免除

っていうのがあって、

 

私は高校3年の時に受けたSATの点数

英語・数学共に条件を超えてたので、

CBESTは免除になりました!

 

まさか大学受験の時に受けた試験が

4年越しにまた使えることがあるなんて

びっくりでしたw

 

 

そして、

専門的知識を問うCSET

私の場合は理科(生物・化学)の試験ですね。

 

こちらも、

CBESTに比べると非常に少ないですが

免除方法あります。

 

でも、私はどれにも当てはまらなかったので

CSETはちゃんと受けました

 

CSETについては

また別の記事で詳しく書くかな〜

 

 

次に、

アメリカ国憲法

これも、大学院受験の条件に入ってるとこ多い

けど、どの道を通ってもクリアしないといけない条件

 

クリアの方法は様々で

大学でアメリカ国憲法のクラスを取るもありだし、

ネットでアメリカ国憲法に関する試験を受けて

合格点を取るってのもありだし。

 

ちなみに、私は

アメリカの初代大統領が誰かも知らない状態だったので(笑)

とてもじゃないけど自学は無理だと悟りw

 

大学3年生の時に

American Politics(アメリカの政治)というクラスを取って

政治学専攻の友達の力をだいぶ借りて

何とか単位取りました(笑)

 

でもだから

今では、初代大統領誰だったか知ってるし

(ジョージ・ワシントン 笑)

修正条項?(Amendments)も

重要なやつ(first amendmentとか4th amendmentとか)は覚えてるよ

 

 

こっから先は

大学院入学後の条件かな。

 

まず、教職課程の必須単位全部取得すること。

教職課程では、

効果的な授業の仕方とか

一つ一つのテストとか小テストで

いかに有益な情報(生徒の理解度とか)を得るかとか

英語が母国語ではない生徒に対するサポートとか

特別支援とか

 

教師として効果的な教育をしていくために

必要な知識を得るって感じ?

 

を1年間で48単位ぐらい

(1クラス2〜4単位って感じですね)

 

 

そして、教育実習

カリフォルニア州では、600時間求められます。

 

600時間!!

 

日本だと中高だったらせいぜい3週間とかでしょ?

そう考えると600時間って多くない?

 

だから、私はこの1年間ずっと実習やってたわけです。

ちなみに、私がやった教育実習

高校と中学両方

合計、約830時間!!

(これには職員会議や授業準備も含まれます)

 

こんなけやれば

流石に一人で授業やる自信もつきます(笑)

 

 

そして

教員免許取得するのにおいての最難関

edTPA

 

edTPAでは

 

自分で3〜5コマの授業案を考えて、

授業計画とその計画についてのコメンタリー

 

その後、実際にその授業をやって

授業中の動画とそれについてのコメンタリー

 

そして、最後に簡単のテストを実施して

そのテストでの生徒の解答とそれについてのコメンタリー

 

合計27ページに及ぶコメンタリー動画授業計画やら

諸々提出をして

点数つけられて、

合格点達さないと、合格するまでやり直し

いわゆる実技試験

 

この実技試験edTPAが

教職課程の中で一番大変だった!

 

カメラ回ってると途端に授業うまくいかなくなる

書く量27ページとか尋常じゃない

結果発表日ドキドキ感はもうすごかった。

 

でもそのedTPAも

無事1発合格しました。

 

 

これ以外にも

CPR(心肺蘇生法)の講習受講とか

その他諸々。

 

 

まぁこれが

カリフォルニア州での教員免許取得までの

大まかな過程

って感じですかね。

 

 

ちなみに、こうして得られる免許は

preliminary credential

ということで

preliminaryとは「予備」とか「準備」とかいう意味なので

この教員免許を取ったからと言って

それで終わり というわけではなく、、、

 

このpreliminary credential有効な5年の間

induction program という新人研修みたいな

2年間のプログラムを受講して

clear credential昇進しないといけないわけです。

 

なので、

このpreliminaryもclearも両方同じように教員として働けるけど

clear credentialを取るまでは「新人」ってわけですねw

 

日本で言う

教員採用試験に受かった常勤教師

まだ受かってない非常勤講師

の違いと似た感じかな?

ちょっと違うけど

 

 

まぁこんな感じです。

 

質問とかもしあったら

コメントで聞いちゃってください。

 

 

ではでは

 

こんな長い記事

最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

ばいちゃ!(=●^0^●=)/~~~~~~~

 

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